岡山ネット懇 から 倉敷ネット懇 へ

【岡山ネット懇】

 平成15年2月に、(財)リーガル・エイド岡山所属の弁護士からの呼びかけにより、多職種専門職が集まり高齢者や障がい者の権利擁護を目的に、任意の懇談会が発足。
 2ヶ月に1度の集まりの中で、各分野から様々なニーズが出され、ニーズに対し現在まで、多様な具体的権利擁護支援の取り組みが生み出されてきた。
 定例なんでも相談会、県内巡回相談会、定例学習会、高齢者虐待対応専門職チーム派遣、県内虐待対応アドバイザー事例研究会、市民後見人養成支援、成年後見受任法人立上げ支援等々・・・。そして、個別具体的支援のために、高齢者・障がい者の法人後見、こどもシェルター、入居支援、未成年後見と目的に応じ法人を立上げ、個別の具体的支援を展開している。
 これら岡山の権利擁護支援の取り組みはすべて岡山ネット懇からのスタートであり、岡山において権利擁護の要となっている。

 

【倉敷ネット懇】

 県内を結ぶ大きな人的ネットワークである岡山ネット懇から、より自分たちの生活する身近な地域での地域密着型ネット懇をめざし、まずは地域で顔が見える関係づくりをしようと、社会福祉士会のエリア交流会と合同で各士業に呼びかけを行い、平成20年12月5日第1回の懇親会が開催され、35名の参加を得て、倉敷ネット懇がスタートした。

 

<倉敷ネット懇の方向性>

・いつでも、だれでも参加できる緩やかな懇談会とし、地域の困っていることを持ち寄れる場とする。
・倉敷地域における権利擁護の担い手となるよう、必要な活動に市民や行政も巻き込みながら取り組んでいく。
・事務局は地域福祉の担い手である倉敷市社会福祉協議会が受け持つ。